やる気にさせる名言!高校野球監督に大切な「言葉の力」とは?

高校野球監督の名言

ご覧いただきありがとうございます。

あなたが夢を叶える!

心技体つくりの全力幸動サポーター

SBT1級コーチ、ペップトーク講師の

たかさんこと、鈴木 孝です。

(全力幸動とは?全力で幸せに感謝して動くこと。)

やる気にさせる

高校野球監督の

名言ベスト66

(田尻賢誉著 ベースボールマガジン社)

素晴らしい本でした。

共感できる言葉が

めちゃくちゃ多かった!

この本は野球指導に

関わっている方々には

ぜひ読んでほしいと

思うぐらいでした。

名言の数々の中で

特に僕自身が共感した

花巻東高校佐々木洋監督の

言葉について

今までの経験を踏まえてお伝えします。

ベスト8、ベスト4で

いつも止まってしまう

チーム指導者必見です!

この記事に書かれていること

ベスト4より上にいくのに必要なことはコレ!

「ベスト4より上は

監督に意見するヤツがいないと勝てない。

イエスマンじゃ勝てないんです。」

これが佐々木洋監督の名言。

この言葉を読んだ瞬間

モーレツにうなずいて

しまいました。

僕が野球を観てきた経験上でも

ホント実感。

特に高校野球で

甲子園を目指すなら

なおさらです。

佐々木監督は

「(県大会)ベスト4までは

ティーチングです。

強制で何も考えてなくて

量をこなせばある程度いける。」

こう書かれています。

とにかく強制的に

言うこと聞かせて

がむしゃらに練習させれば

県ベスト4までの力はつく。

一方的に「言うことを聞け!」と

やらせればいいわけです。

だから選手は

自分の意見を持ちません。

いや、持たせてもらえません。

「はい!」か「いいえ!」しか

言いませんね(笑)

こんなチームが多くないですか?

佐々木監督はこう続けます。

「一方的な答えの中でやっていると

その上はない。絶対壁にぶつかります。

ベスト4までのチームのつくり方と

そこからのチームのつくり方は

違うと思っています。」

ここがポイントです。

「ベスト4まではサインを無視したら

『無視してんじゃねえ』と

言うかもしれませんけど

ベスト4以上になったら

『オレのいうことを聞いてんじゃねえ』

と言います。」

つまり

トップになりたかったら

自主性から主体性が必要!

ということです。

主体性で歴史を変えたラグビー日本代表

ラグビー

今年は日本で

ラグビーワールドカップが

開催されますね。

前回2015年の大会で

日本が南アフリカに勝った試合を

覚えていますか?

劇的な逆転勝利で

歴史を変えた試合。

後半残り7分を残し3点差。

日本にペナルティーのチャンス。

ペナルティーゴールを決めれば同点。

これでも歴史的快挙。

当然エディーヘッドコーチは

ペナルティーゴールを指示。

ところが選手達の思いは違った。

「歴史を変える」と

始まったチーム。

同点では歴史は変わらない。

リーチマイケルキャプテン(当時)は

ペナルティーゴールではなく

トライを選択。

チームの思いを一つにして

逆転トライで

歴史を変えました。

まさに主体性が

結果を生んだ!

この場面

キャプテンはヘッドコーチ(監督)の

指示に逆らっています。

でも

これは選手達の強い意志であり

勝つために取った最善の策。

だからこそ

今までよりも

上にいけたんです!

自分達の思いで

行動すること。

これが大事なんですね。

監督は選手をヒーローにさせることが大事!

監督

実際にプレーをしているのは選手。

勝つか負けるかは選手次第なんです。

しかし。

自分の指示通りに選手が動いたり

自分のサインが的中すると。

監督が「自分が勝たせた!」と

ヒーローになってしまうことも

あるかもしれません。

これが当たり前になってしまうと

ベスト4で止まります。

なぜか?

選手はいつも監督を見て

監督の顔色を伺って

プレーするようになるからです。

ベスト4より上は

イエスマンじゃ勝てない。

佐々木監督の言う

本質はここです。

自分の意見を言ってくる

選手がいるかどうか。

選手の意見に「おぅ、そうか」と

言える監督の器があるかどうか。

いかに選手の主体性を受け入れ

ヒーローに導くかどうか。

「こっち見て野球するな。

オレの顔見て何かやるのはダメだ。」

佐々木監督は

こう言っているそうです。

あなたはどんな声掛けを

選手にしていますか?

サインの意味を大きく変えよう!

高校野球采配

「オレの言うことを

聞いてんじゃねえ!」

ベスト4以上になったら

佐々木監督はこう言うそうです。

ここが

ティーチングからコーチングへの

切り替えどころ。

そしてサインの意味を

「その通り動かなければいけない」

というものから

「それをヒントに自分で考えて動け」

に変えていく。

状況を把握して

どう動けば一番良いのかを

自分で考えて動くこと。

実際にプレーするのは選手ですから

自らが考えて動けるように

サインの意味を変えていくのは

とても重要ですね。

主体性を促す言葉を

指導者が投げ掛けられたら

選手はもっと積極的に

思い切ったプレーが

できるかもしれません。

あなたは

ティーチングしていますか?

コーチングしていますか?

まとめ

№1ポーズ

ナンバーワンになるためには

自ら考えて行動できる

主体性が必要!

監督が選手の意見に

耳を傾けることが必要!

サインは守るのではなく

参考にすることが必要!

中学野球から高校野球は

選手達が主役になってこそ

大きな成果を生み

そして人間としても

成長していきます。

指導者の考え方

言葉のかけ方を

徐々に変えていきましょう。

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